やおいの記録を残そうと積極的に思い出してから、改めて「男」って
何だろうと思う様になりました。医学上、オスの延長である男云々で
ある前に自ら社会の中軸であると自負したがる存在としての男についてです。
この本を読んで感じたのは、男と言うのは何て自分の位置に固執したがる
生き物なんだという溜息にも似た疲労感です。
無論、男である自分がこの本を笑えた義理はありません。然しながら、
この本の中身其の侭の男性達が今尚この社会に存在し迷っていると感じると、
遣る瀬無い気持ちになるのです。 (2003.9.21)
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