資料の漣 愛在ればこそ、奥まで見たい?(2001.1.27)

 唐突であるが、葡萄瓜はハンドルを決める際に、好きな文人の
作品登場人物名をもじった。と、前置きをしないと誤解されそう
なので敢えて書く。
 さて、このシリーズではBLを書く際に集めた資料の姿をなる
べく正確にお伝えしつつ、思う事どもを書き散らしてみたいと思
う。
 
 では今回の物品。所謂「クスコ」と呼ばれるものである。
 …何も僕が命名した訳ではないし、本来の用途は医療器具なの
だから恥ずかしがる事はないのだが…、どうにも、ねェ。
 気を取り直して。
 形状は先の丸まった嘴みたいな金属製の器具である。最近はA
V方面(ヘテロ・ホモ問わず)で挿入口を拡張して内部を観る、
と言う使用方法が一般的(?)らしい。実はこの文章を書く際に
間違いが在ってはいけないのでネット上で資料収集したのだが、
殆どがAV関連サイトからの画像である。金属性が本来の器具で
あるが、透明樹脂製のものも在る様だ。
 SM的な方面で…と書くとはたと膝を打つ向きもあろう。然様
其の器具である。挿入口を拡張して内部を覗き込み、受手の羞恥
心を増加させたり、攻手の征服欲(内部まで支配している…と言
う感覚)を満足させたり、その他物体の挿入(想像されたし!)
をスムースにする為に使用される、そうだ。
 ではここで医療器具サイトで仕入れた正確な情報を掻い摘み。
 先ず名称。「クスコ」と言うのは飽くまでも通称。正確には
 「クスコ氏式膣鏡」と呼ばれ、産婦人科で用いられる内視鏡の一
種であるとの事。「クスコ氏式」が在ると言う事は他にも種類が
あるのである。葡萄瓜が確認した限りでは他に3種在る様だ。
 で、膣鏡以外に肛門鏡・直腸鏡なるものも遣われている。これ
とて肛門科で使用される立派な医療器具だ。これもまた4種ほど
種類が在る様だが、こっちは「肛門鏡」と言う事で呼び名が落ち
着いているらしい。
  嘴の開く向きも違っている様で、膣鏡は上下、肛門鏡及び直腸
鏡は左右に開く様だ(写真での判断)。今思い出したが、クスコ
氏式挿入した上で更に挿入するBL漫画、見た覚えがあった、な
(苦笑)
 時として両者を混同している様な向きもあるらしいが…せめて
正確に使い分けましょうよ。名称を正確に遣ってくれ…とは今更
だから言い難いけど(この文章打ってる間も結構恥ずかしかった
んですよぉ!)第一本来の用途が前後違う訳だし。
                             
 それにしても、と思う。医療器具まで導入して快楽を追及した
いんだろうか、と。決して廉い買い物ではないし、管理もきちん
としないと後顧の憂いが残って仕様が無いだろうに。
 まあ、お手軽に試験管を突っ込まれてガラスが割れるかも知れ
ないという恐怖を味わうよりはましかも知れんが。
 どうしても画像を見たいという方は、各々検索エンジンから辿
られよ。このサイトは文字中心ゆえ、想像力をフルに遣って頂き
たい。と言う訳で、紹介する様な道具があれば又今度。